SteamVR ベースステーション 2.0 分解記

まずはじめに…

今回は、かなり荒っぽい分解をしています。(する羽目になったといった方が正しいですが)

iFixit流に言うなら、修理しやすさスコアは10点中0点、事実上「使い捨て」
といったところです。

「1万円ちょっとのものなんか修理するより新品渡した方が安いわ」というやつですね

大まかに分解したものはこんな感じ

各々の電子パーツは接点により電気的に接続するようになっており、組み立て工数の削減に貢献しているようです。

2.4GHz帯用のアンテナ

旧ベースステーションは日本電産製のモーターが二つありましたが、今回のものは垂直方向のもの一つに削減されています。

同様に、レーザー発振器も一台に削減されています。

心臓部のレーザーを部屋中に振り撒く機構

①は回転数検知用の赤外線センサーに赤外線を反射させるための施策だと思われますが、

モーターは四極のブラシレスモーターのはずで、外部のセンサーで回転数を検知して制御しなくてもそれなりの精度で回転数を一定にできるはずです。

それほどまでに回転数を正確に制御しなくてはならないということなんでしょうか?(わからん)

②③はレーザーの射出部です。上下二段分割にすることにより、旧ベースステーションのように縦横別の回転体を必要としなくなったようです。


Samsung の HMD Odysseyの分解・修理

頭部を固定するベルト部分のロック機構がバカになってしまったので修理しました。

クッション部を外し

ここはツメだけで留まっておりました。

さらに分解
タッピングビス6+1本です

どうやらこいつがダレて舐めていたよう

ポリウレタンチューブを突っ込んで様子見
構造上、外れてどこかいっちゃうことはないはず


Samsung の HMD Odyssey を買いました

HMD Odyssey - Windows Mixed Reality Headset を買いました(随分前だけど)

で結論だけ先に言ってしまいますと、非常に良いです!!
良い買い物でした。

何がいいかって、まず、マイクが標準搭載
これが想像以上に便利なんです

[黒穴二つがマイクです、LR付いてます]

ソフトウェアキーボード入力もできますが、コントローラーで入力をするのが非常に煩わしい
音声入力の精度が比較的高い上に、入力も早いため、こちらの方が圧倒的に実用的です。

そして、スピーカー
これがまた位置を細かく調整できる上に、蒸せたりもしない。

本体に固定されていますので、当然、付け心地が悪いということもなければズレることもありません。

コントローラーについても、少し重い程度で、持ちやすさに関しては文句なしです。

ただ、ひとつだけ難点があるとすれば、コントローラーをカメラの視野外に出すとトラッキングされないということでしょうか。
こればっかりは、MRの仕様なのでどの機種もそうなんですが…

真下と後ろに手を回すことはそんなに多くはないので、そこまで気にはなりませんけどね。(VTuberとかにはあまり向いてないかも?)
コントローラ本体の回転系はジャイロとか加速度で取ってるっぽく、位置だけが吹き飛びます。

ちなみに価格は、このスペックで送料込みで48752円
安い!!利益出てるのかな?

追記:CryEngineでも普通に使えました~