SteamVR ベースステーション 2.0 分解記
まずはじめに…
今回は、かなり荒っぽい分解をしています。(する羽目になったといった方が正しいですが)
iFixit流に言うなら、修理しやすさスコアは10点中0点、事実上「使い捨て」
といったところです。
「1万円ちょっとのものなんか修理するより新品渡した方が安いわ」というやつですね
![](https://msa-i.com/wp-content/uploads/2019/04/DSC08096a-754x1024.jpg)
大まかに分解したものはこんな感じ
![](https://msa-i.com/wp-content/uploads/2019/04/DSC08077a-1024x775.jpg)
各々の電子パーツは接点により電気的に接続するようになっており、組み立て工数の削減に貢献しているようです。
2.4GHz帯用のアンテナ
![](https://msa-i.com/wp-content/uploads/2019/04/DSC08012a-740x1024.jpg)
旧ベースステーションは日本電産製のモーターが二つありましたが、今回のものは垂直方向のもの一つに削減されています。
![](https://msa-i.com/wp-content/uploads/2019/04/DSC07981a-1024x826.jpg)
同様に、レーザー発振器も一台に削減されています。
![](https://msa-i.com/wp-content/uploads/2019/04/DSC08045a-1024x796.jpg)
心臓部のレーザーを部屋中に振り撒く機構
![](https://msa-i.com/wp-content/uploads/2019/04/DSC08075a-1024x943.jpg)
①は回転数検知用の赤外線センサーに赤外線を反射させるための施策だと思われますが、
モーターは四極のブラシレスモーターのはずで、外部のセンサーで回転数を検知して制御しなくてもそれなりの精度で回転数を一定にできるはずです。
それほどまでに回転数を正確に制御しなくてはならないということなんでしょうか?(わからん)
②③はレーザーの射出部です。上下二段分割にすることにより、旧ベースステーションのように縦横別の回転体を必要としなくなったようです。