1日目 夜に空港につくタクシーお兄ちゃんと両替おじさんに絡まれる。寒いが、北海道ぐらいか、耐えられないような寒さではない。1℃。予約しておいたタクシー?に乗り、そのままホテルへ。車の横を他の車が猛スピードで駆け抜けていく。日本で言うところのカーチェイスである。どうやらこれが「普通」のようだ。突然Uターンする車もテールライトがついてない車も。制限等はないのだろうか…
無事ホテルに到着す。スーパーで買ったレトルト惣菜をホテルの電子レンジで温めて食べた。まぁ普通に美味しかったのだけれど、後でこれが御馳走だったことを知る。70ルーブル。同スーパーで購入したおにぎりはあまり美味しくはなかった。
2日目 朝食は昨日のスーパーで買ったカップ麺を食べた。普通のカップ麺、格安(45ルーブルぐらい?)だったが不味くはない。
ウラジオストク市内を要塞博物館を探して彷徨った後、イタリアンレストランに入る。暖かくて料理も美味しい。対応もよく愛想笑いも通じた。
夜は街を散策した後、王様寿司にて創作寿司を食べた。結構高級店っぽい。夕方散策した場所で日本人が両替を装った詐欺にあっていたことを知る。
3日目 朝食はバナナとパン。電子レンジがあるので何でも美味しく感じる。駅に荷物を預け、昼食の北朝鮮料理を食べに。帰りはタクシーに乗り、C-56潜水艦を見に行く。
その後、海軍歴史博物館に。入り口のおじさんに片言の日本語で話しかけられる。その後、ロシア訛りの英語と日本語でしばらく会話する。上階の元軍人?さんに「カタナ」「カタナ」「カタナ」「カービンアリサカ」「サクラ」「カブト」と説明を受ける。外に一通り兵器が置いてあるが、状態は要塞博物館のほうが良い。
市場を少し見た後、スーパーで水8Lとコーラ4Lを補給して、荷物を回収して、車掌に切符とパスポートを見せ、ピロシキを買い電車に乗り込む。4人部屋は上部ベッドも下部ベッドもそこそこ広い。起き上がっても頭をぶつけるような事はなく、飛行機やバスに比べれば快適である。揺れはするがこの日はまだ寝られた。
4日目 朝、目覚めて朝食を待つ、本当に来るのだろうかなどと冗談を言い合っていると窓をノックする音。サラミとトマト入り卵焼きとパンとラズベリージュースが手渡された。
shaderを書いてみたり、本を読んでみたりこの日は退屈はしなかった。
昼食は、スープパスタ・パン・ザーワークラフト・ひえ+ご飯+肉・ティーパック
夕食は、そばの実+魚肉・人参+ヨーグルト+りんご・パン・水
トイレの匂いが気になってくる。夜は速度を上げるようで、跳ねるように揺れる。何度か目覚める。
5日目 朝食は、サラミ・トマト入り卵焼き・パン・ラズベリージュース
昼食は、スープパスタ・パン・ザーワークラフト・ひえ+ご飯+肉・ティーパック
夕食前に駅のそばで地元民が販売するピロシキを買う。
夕食は、そばの実+肉・人参+ヨーグルト+りんご・パン・水
このあたりで、もうお気づきだろうが車内で提供されるご飯はずっとこんな調子である。
そろそろ鉄道の旅に飽きてくる。街の側を通るときのみインターネットへ接続できる。
6日目 これでご飯が変わらなければ流石にやってられんなどと騒いでいたら、朝食が手渡される。昨日とは異なる容器。期待は膨らむ。中身は、チーズとミルク粥。チーズはフルーティーで、ミルク粥は甘い。塩が付属していたが、入れれば更に甘さが際立つ。
余りにも暇なのでこの紀行文を書き殴る。昼食はトマトとキュウリとキャベツのサラダとマカロニにチキンを載せたもの、まぁ美味しかった。トマトスープも野菜が豊富で美味。
その後に、ウラジオストクで購入し持ち込んでいたケーキで同行者のミニ誕生日会を行った。意外と生地がふわふわで美味しかった。(少々身体に悪そうであったが
夕食はキャベツとキュウリのサラダとマッシュポテトとウインナーであった。マッシュポテトが美味。
もうご飯ぐらいしか楽しみがない
7日目 朝ご飯が遅い…が無事届く。昨日より1時間ぐらい遅いか?届いたスチロールトレーを開けると中から出てきたのはトマトをインした卵焼きとサラミ。なぜもとに戻ったのだ。昼食も推して知るべし。水増しご飯&キャベツサラダ&スープパスタであった。
シベリア鉄道の客車はどうやら石炭ストーブを搭載しているようで、ときどき炭の匂いがするのはそのせいのようである。客車もやたらバコンバコン揺れるが、これも寒さのために空気バネが使用できないからということのようである。いろいろと厳しい土地であることを実感する。
8日目 白いスチロールトレーから現れたるは恐怖のミルク粥。甘い…が前回よりも甘くないだろうか。杏入りの豪華なものではなく、本当にお米だけである。昼食はトマトスープに…以下略
時差の関係で1日は平均25時間ぐらいだろうか。長い気がするのではなく長いのだ。
9日目 やはり朝食が遅い…。本日の朝食はトマト入り卵焼きとチーズ。ほぼ毎日出てくるこのトマトであるが、どうやら多くをトルコから輸入しているらしい。トルコとドンパチやって空爆したりしていて大丈夫なのだろうか?
無事、モスクワに到着し、シベリア鉄道を降りる。
長かったがあまり記憶には残らない一週間であった。メルカトル図法の地図を見ていた関係で後半に一気に進んだような気がする。線路の状態も良いらしく、確かに平均速度も上がっていたようなので、「気がする」のではなく本当に速いのかもしれない。
10日目 目的地である自動車博物館が移転のため閉館中…。仕方ないので、ノリと勢いで「夢の島」 オストロフ・メチティ へ行きました
https://dreamisland.ru/
未完成なところがそこそこあったりして面白かった。
その後は宇宙飛行士記念博物館へ行き、 全ロシア博覧センターへ
日本円からルーブルへの両替はウラジオストクで済ますべきだったことが判明(よくよく考えればそれはそう
ウラジオストクの方がレートがいいし、両替所も多い。一応、Bank of Moscowで円/ルーブルの両替ができる&レートも悪くない。
11日目 赤の広場とgarage美術館
12日目 朝食を食べるためにタクシーを呼ぶも乗車を拒否される。仕方なくレニングラツキーバグザールのPaketaで昼食を済ます。その後、アエロエクスプレスで SVOへ向かう。ホームからはSVO行きの電車しか出ていないようで、特にトラブルもなくSVOに到着する。アエロエクスプレスはターミナルDの3階に到着する。出口すぐにショッピングエリアがある。
今回の航空機はターミナルDからの出発のため、そのままターミナルDに入った。入場前に手荷物検査があり、電子機器などは本当に起動/機能するか確認される。その後、my-myで昼食を済ませ、チェックインをした。出国審査では念入りに本人かどうか確認された(顔など目視確認)。そして手荷物検査を通過後、Gateへ。人生初ボンバルディア
フィンランドへ続く